歩行補助器具(杖・歩行器)の選び方
「最近、お出かけの頻度が減った…」
「足腰が弱ってきてるのかな…」など、
ご自身のことでも、ご家族のことでも、こんなお悩みはありませんか?
歩くことで健康を維持し、日常生活をサポートできる、そんな便利なアイテムをご紹介します。
- こんなお悩みありませんか?
- 最近外出が減って家にこもりがち
- 歩く時にふらついたり躓いたりすることが増えた
- 「足・腰が痛いから動きたくない」と言うことが増えた
- 出かけてもすぐ疲れてしまう
家にこもっていると体力の低下も気になりますよね。
でも、お散歩やお買い物に誘ってもすぐに疲れてしまって、遠出なんてとても無理…。
そんな方のためにあるのが、杖やシルバーカーといった歩行補助器具です。
普段は「自力で歩行が可能」な方へのサポートができる商品をご紹介します。
また、身近な人の介護、日常のサポートに役立つアイテムもご紹介。
「自分でできる」を増やしましょう!
歩行補助器具の安全性
- SGマーク
- 「SGマーク」とは、消費生活用製品安全法に基づいて設立された財団法人製品安全協会が、「この商品は安全である」と認めた製品に表示するマークです。
安全性の保障された製品には、このような分かりやすい印が付いています。
種類で選ぶ
「歩く」をサポートする、歩行補助器具。杖、シルバーカー、歩行器、歩行車など様々な種類と用途があります。
ここで紹介している「ショッピングカート」は、杖などの補助器具がなくても歩ける方向けに、お買い物のサポートをするためのアイテムです。いわば「キャスター付きのエコバッグ」。
「シルバーカーを使うのはまだちょっと…」と、ためらっている方にもおすすめです。
杖
「杖」(ステッキ)は、普通に歩くことができる方のためのものです。
転びそうになった事がある、足や膝が痛くて歩行に不安がある、といった方に向いています。
自分の足で歩けなくなる前に早い時期から使用することで、体への負担を軽減したり、転倒を防止したりします。杖がないと歩けない、という状態の方は、まずはお医者様にご相談ください。
1点杖
杖先固定タイプ
- 杖先固定タイプ
- 杖先が固定されていて、とんとんと突いて歩くタイプの杖です。平坦な場所の多い屋内での使用に向いています。
斜めに突くと角がすり減りやすくなるので、杖先のゴムの状態には常に気を配るようにしましょう。
杖先吸盤タイプ
- 杖先吸盤タイプ
- 杖の先が動くので、斜めに杖を突いてもしっかり地面をとらえることができます。
坂道や階段が多い場所など、屋外でよく使われる方に向いています。
多点杖
- 杖先可動タイプ
- 主に3~4点と杖先の接地部分が多い杖です。杖を突いた時の接地面積が広くなるので、1点杖よりも確実に地面をとらえることができ、滑りやすい路面などで心強いです。
また、側溝のふたや道路の窪みなどで杖先がはさまりにくく、転倒やけがなどの心配を防ぐこともできます。
多脚杖
- 多脚杖
- 杖先がわかれていて、地面にしっかりと突いて歩くことができます。そのまま自立して杖だけで立たせることもできます。凸凹した場所や坂道などには向きません。
折り畳みタイプ
- 折り畳みタイプ
- 普段はなくてもいいけど、旅行など長く歩く時に少し不安…。そんな時に便利な、折り畳めてコンパクトに持ち運べる杖もあります。
杖用の関連商品
シルバーカー
コンパクトタイプ
ミドルタイプ
ボックスタイプ
ワゴンタイプ
座面付き
ひじ掛け付き
歩行器の種類と選び方
歩行器を使うメリット
メリット1
体重の一部を歩行器に預けるため、足腰にかかる負担を軽減します。
メリット2
身体の姿勢を保ち、安定した歩行をサポートします。
歩行器を選ぶチェックポイント
- 1. 体格や身長に合ったものを選ぶ
歩行器の高さは、普通に立った状態で軽く肘が曲がり、少し前傾姿勢になるくらいが最適といわれています。具体的には、身長÷2+2~3cmがベストな高さです。
幅は肩幅より少し広いくらいで、体重をしっかり掛けられるものをお選びください。
- 2. どこで使用する?
屋内で使用する場合、通路や旋回スペース、扉の入り口に商品の幅が入るか確認が必要です。
また、屋外でも使用したい場合は、小回りのきく360度回転式の大きな車輪が付いたものが適しています。
- 3. 専門家にご相談ください
歩行補助用具は、ご本人の症状に合わせてグリップの高さを調節することが大切です。体重を支えるとき、腕を伸ばせるのか、それともひじを曲げた状態かにより向いている歩行器も異なりますので、専門家に相談ください。
身体の状態や病状、服用されているお薬の作用など、使用される方によって適切な歩行器のタイプは異なります。
お世話になっているお医者さんやケアマネージャーさんがいる場合は、ご相談の上お選びください。
歩行器の種類
固定型の歩行器
交互型の歩行器
キャスター付きの歩行器
歩行車
ショッピングカート
- お買い物にも、アウトドアにも
- シルバーカーや杖なんてまだ早い!なんてお思いの方も多いはず。
こちらは歩行補助の目的というよりも、気軽にショッピングを楽しんで頂くために作られたショッピングカートです。いわば、キャスター付きのエコバッグ。
キャスターがついただけのタイプだと、自分の前で押していて溝や段差に気付かなかったり、自分の後ろで引っ張って歩くのは少し力が必要ですよね。
横押しできるタイプを選べば、軽い力で楽に移動できます。ショッピングに限らずアウトドアやお散歩など、ちょっとしたお出かけにも持ち歩きやすいのが嬉しいポイント!
使うシーンで選ぶ補助アイテム
日常生活の中で、ほんの少し不便を感じている場所や、危ないなと思う瞬間はありませんか?
「食べこぼしが多くなった」「お風呂での足元が不安」「玄関で靴を脱いだり履いたりする時に膝が痛い」「ふすまの敷居の段差でつまづく」…。
そういった「わずかな不安」を解消するアイテムも色々あります。
少しの不安を取り除くだけで、日常生活はもっとストレスフリーになりますよ。
食事の補助アイテム
毎日のご飯は、美味しく楽しく食べたいですよね。
でも、握力が少し落ちてきてお箸で食べ物をつかみにくくなったり、食べこぼしが増えて掃除が増えたり。ほんの少しのことでも積み重なれば、ご本人も、一緒にいるご家族の方も、少しずつストレスとして溜まってしまいます。
そんな小さなストレスを解消するアイテムもありますので、ぜひご確認ください。
お風呂の補助アイテム
お風呂に入る時、前に入浴した人がいると床面が濡れていて思わず滑りそうになったことはありませんか?
また、気持ちよく長湯をして、立ち上がった時にくらっとしたり…。
お風呂はリラックスできる場所であると同時に、危険もいっぱいある場所です。安心してリラックスタイムを満喫できるように、備えあれば憂いなし、ですよ。
家の中で使う補助アイテム
「玄関で靴を脱いで屋内へ上がる時、段差が高い」、「立ち上がる時にちょっとつかまる場所が欲しい」、「夜トイレに行く時、部屋や廊下の電気をつけるまでが手探り」、「部屋の境界にある敷居の段差が気になる」…。
日常に溢れる悩み事。深刻な悩みになる前に潰しておくと安心です。
プレゼントにおすすめの補助アイテム
お誕生日、記念日、父の日、母の日、敬老の日。または、プレゼントっていうほどでもないけど、不便をしているのなら使ってみる?と気軽に手渡せるような、大切な方への贈り物におすすめのアイテムを集めてみました。
男性向け
女性向け
その他のおすすめ商品
毎日使うからこそ、「使いやすい」を選びたいですよね。
食器
軽くて丈夫で使いやすいものや、汚れが落としやすく洗いやすいもの、積み重ねて片付けやすいものなど、食器も色々あります。
サポートする方向けのアイテム
つきっきりで介護を必要とされる方から、ちょっと補助するだけで良い方まで、介護の対象になる方の身体状況によってサポートは様々ですよね。
こちらでは、日常生活はある程度できるけれど、ところどころでサポートが必要な方を対象として、その補助をしている方に便利なアイテムを集めてみました。
「その他」のおすすめ特集
当店のイチオシ特集
おすすめの特集一覧はコチラ